クリスコスタ サバイバルゲーム ジャパンツアー 2016
DAY2 沖縄エアソフトグループ参戦! 突撃レポート!! (1.13.前編)
新年あけましておめでとうございます!今年も沖縄エアソフトグループはガンガン突っ込んでいきますのでよろしくお願いします!と言うことでグループ初の県外遠征へ行って参りました!
しかも、今回はグループ初遠征にも関わらず、業界伝説の男「クリス・コスタ」が現れるということでさぁ大変!! 果たして、OAG先発隊の運命は・・・。その一部始終を見よ!!
まずは、今回OAGから参戦した5名の戦士を紹介しよう!
左から: ・トミー TEAM ORDNANCE チーフ (OAG:Aチーム)
(口が悪いが仲間一途。とにかく陽気で目立つ。)
・シンガキ TEAM ORDNANCE キャプテン(OAG:Aチーム)
(OAG代表。レポート筆者。)
・ダニエル TASK FORCE58 (OAG:Eチーム)
(ありえない19歳。今回アルファと共にし心技体を鍛えたいと参加。)
・ゲーリー TEAM ORDNANCE サージェント(OAG:Aチーム)
(バイリンガル戦士。前日にヒゲを剃り落としてしまい、トミーに怒られる。)
・モンキー DARK SIDE (OAG:Pチーム)
(OAGツイッター担当、サボりがバレて年内フォロアー1000を目指す。)
果たして、沖縄エアソフトグループの行方は!?
グループ1のスキルを持つアルファチームは通用するのか!?
AM7:30出発! 戦地となる舞台は、「東京サバゲパーク」
国内でもサバイバルゲームの聖地と言われる千葉県には数多くのフィールドが存在する。
その中でもオープン当初から多くのゲーマーに支持される東京サバゲパーク内には、
フィールド、シューティング、ショップ、子供専用のナーフフィールドなどもあるうえ
渋滞回避としてカラオケルームまで完備した幅広く楽しめる充実した施設だ!
羨ましすぎる!沖縄にもいつかこんなフィールドが・・・。
AM8:30到着! 我々がイベント会場で見た光景とは!
会場のオープンに間に合わせたつもりだが、すでに多くの参加者が準備を始めていた。
「なんなんだこの人の多さは!なんなんだこのバカでかいフィールドは!」と思わず唖然。
「パパ見てぇー!あそこにハンビー(軍用車両)があるょ!」と思わず、幼いころはじめて飛行機と電車に乗ってデズニーランドへ来た気分で緊張と裏腹にワクワクがとまらなかった!(筆者)
また今回は前売りチケット制で250名限定ということで参加者のレベルもそれ相当のものだ!我々は急いで準備、ストレッチ後にブリーフィングを行った。
さて諸君、我々OAG先発隊の今回の任務は、
1、他県遠征における費用やフィールドのリサーチ、情報収集!
2、他県プレイヤーとの交流、関連企業への挨拶!
3、沖縄エアソフトグループの宣伝!
以上の3つ、「隊員の皆、気を引き締め任務に取り掛かるように!」と激を飛ばした!
AM9:45 爆音の音楽と共に始まったオープニング! そして奴は現れた・・・!
おぉおおーッ!! っと、歓喜に震える来場者達にオーラを放つイベント主役のクリス・コスタ氏
今回は相棒に元海兵隊のジミー・ヘンドリクスを連れての登場だ!
世界中のミリタリーやサバゲ界でも彼等の存在は偉大だ!そんな彼等と会える日が来る
なんて誰が想像できただろうか・・・。
そんな中、トミーは「ぴっちょりぃぃいなあああーッ!」と、当日メインMCを努める声優:戦え!ぴっちょりーな目当てにひたすら叫んでいた・・・。
ゲスト紹介やレギュレーション(ルール)説明を行い、いよいよゲームのスタート!!
今回のゲスト「CHRIS COSTA クリス・コスタ」ってどんな人??
本題に入る前にわからない人もいると思うのでここで少し説明しよう!
元、銃器パーツメーカー「マグプル」のタクティカルトレーニング部門「マグプルダイナミックス」のボスで世界的権威の敏腕インストラクター。DVD『THE ART OF TACTICAL CARBUNE』で業界に一大旋風を巻き起こす。アメリカ沿岸警備隊、Apllied Marine Technologies 社などに在籍していた経歴を持ち、現在は自ら立ち上げたCosta Ludus社で商品の開発や各種トレーニング業務を行っている。圧倒的なスピードのリロードが特徴で、セミオートオンリーの民間仕様AR とは思えない連射をする。左手のひじを伸ばした状態でハンドガードを横から握る、”コスタ撃ち” と呼ばれるアサルトライフルの独特の構えは有名。自身の戦術スキルが、ITAR(米国武器輸出規制)の国家機密に指定されていて、渡航制限や行動が厳しく管理されるため、海外での活動は極めて稀。アメリカで人気のTV番組「ヒストリーチャンネル」で特集を組まれるなど、名実ともにアメリカNO.1のカリスマシューターとして知られる。
今回のクリス・コスタの相棒は元海兵隊! ジミー・ヘンドリクス
元アメリカ海軍。現アリゾナ在住、新進気鋭の銃器インストラクター。海軍時代は沖縄・横須賀・厚木基 地にも所属し、実戦の経験や
実経験による装備考案をはじめ、ハンドガ
ン、ライフル、スナイパーライフル、サバイバルスキル、CQC、CQB、CQD と総合的に高いCQT( 近接閉所)戦闘能力を持つ。アメリカ国内ではCosta Ludus やGUNSITE など現職
の米軍特殊部隊や警察隊員が受講するコースなども積極的に受講。恵まれた体格からJIMMY
BEARの愛称で知られる。
このジミーとの出会いが我々の運命を変える・・・。
1チーム80人以上!?
この日は、参加者が多いことから赤・青・黄の3チームに編成。僕らOAGは青チーム。
250人の参加者を3チームに分けても1チーム80人余りとなり、「沖縄サバゲ祭り」でのイベント時の倍以上の人数だ!またヒット判定は沖縄で通常行っているゲームとは違い、「兆弾」・「銃ヒット」ありなので気をつけなければならない。
いよいよゲームスタート!
スタート地点に詰められたゲーマー達が合図と共に勢いよく飛び出す!ひしめき合うスタートダッシュの人混みとシャワーのように飛び交う弾を避けながら前に進む!ダッシュの勢いを抑えきれず前に出過ぎて撃たれる者、ついて行くもバリケードから溢れ出てしまい撃たれる者、まさにそこは戦場そのものだ!
「In Coming Fire has The Right Of Way 」 (弾の飛んでくる方へ進め!)
これが俺らチームアルファのモットーだ!「前へ進め!」と仲間に指示を出す。
すると後方からトミーの声が、「RUN!RUN!」走れ!と誰かに叫んでいた。
トミーの視線の先にいたのは、「ジミー」だった。そう、今回のゲストである
元海兵隊のあのジミーだ!
えっ?、は?、トミー??と思うも、トミーのいつものクセが出た事に気づく僕。
「なんだコイツは!?」とトミーの煽りに戸惑いながらもジミーは共に前進した。
終了の合図でゲームは終わった。
ジミーが吠える!! 急きょ参加者全員が集められたそのワケとは!?
それは、コスタ・ジミーがそれぞれ各チームに混ざりながら数ゲームを終えた時だった。
「参加者の方々、集合お願いします!」と言われ参加者達が集まると、
参加者達の後ろから爆音を響かせたバイクでジミーが現れた!
険しい顔をして一人舞台に立つジミー。
静まりかえる会場に思わず、「もしかしてトミーが怒らしたのか?ゲーマーへの注意か何かだろうか?」と頭をよぎった。
ゲーマーへの注意? ジミーの言葉はそれ以上だった!
「ゲーム中、なぜ俺の周りには一人も味方がいないんだ!」
「チームとして戦う気がないのか!?」
チームプレイのないゲームにジミーがブチ切れたのだ。
ジミー:「よしっ、次のゲームは俺が仕切る!20人対80人の勝負だ!!」と叫んだ!
「えぇーッ!」、僕ら参加者たちはどよめいた・・・。
ジミー:「俺達チームは20人、その味方20名は俺の独断と偏見でメンバーを決める!
呼ばれた者は前に来い!まずはお前らだ!前に来い」と指をさした!
参加者達の視線が集まる中、ジミーが真っ先に指をさしたのはなんと僕らだった・・・。
小声で僕:「トミー、お前のせいだぞ!」
トミー:「実はさっきの休憩あったじゃないすかぁー、その時ジミーとすれ違って
挨拶がわりにジミーのチクビ触ったんすよぉー、テヘっ!」
僕:「テヘっ!? チクビっ!?、オイっ!!・・・。」
こうなってしまっては僕がトミーをどうすることもできない・・・。
こうして、ジミーチーム20名が選ばれ「20対80の防衛戦」ゲームが始まった!
制限時間10分!80人が押し寄せてくる!!
開始直前、味方一人一人にジミーが細かい指示をし全員が配置につく。
ジミーが僕ら小隊に近寄り指示を出す、バイリンガル戦士ゲーリーが何やら2人で話している。
僕:「ゲーリー、なんて言ってたの?」
ゲーリー:「ジミーの配置に余裕があったので違う提案をしたらジミーが「お前らはわかってたんだなW」って言われた!」
横でその話を聞いていたつかさず一言。
トミー:「ウチらはあえて攻めましょう!」
僕:「バカっ、ジミーに見つかったらブン殴られるぞW」
実際、沖縄ではアルファチーム4~5人対、敵3~4倍でやったり、それでも勝つ場合は、敵・フルオートのアルファ・ハンドガンのみと訓練してきた経験もあるので攻めてみたい気持ちもあったが今回のキャプテンはジミーだ、ディフェンスの指示を出す。
「ここは徹底防衛だ!」
雨のように注ぐ銃弾!倒れる仲間達!四方八方から飛び出してくる敵、果たして・・・。
ゲーム開始後は入れ食い状態で優勢!?一瞬、「攻めてしまおうか」と考えたのもつかの間、
中盤に差し掛かるとチョークポイントを抑えていた味方が次々倒れ形勢逆転。
後半、残り時間わずかでジミーが撃たれ窮地に陥る味方達・・・。
ゲーム終了の10カウントが始まると敵が四方八方からなだれ込みまさにローンサバイバー!?
BHDのゴードンとシュガートを思わせるようなシーンだった。
ゲーム終了の合図でジミーが雄叫びをあげた!
勝利したのだ! 共に戦ったゲーマーと満面の笑みでハイタッチを交わす。
喰うか喰われるか!知らない相手と予測不能の中を共に闘い勝利する。
これがサバゲでしか味わえない醍醐味なのだ!